2011年04月04日

パントガール二重盲検プラセボ対照試験

パントガールは脱毛の治療又は予防のために伝統的に使用されている市販(OTC)製品である。一般に、それらはL-シスチンとビタミン、通常、パントテン酸やp-アミノ安息香酸(PABA)を含むビタミンB群の組合せに基づいている。

脱毛の治療にL-シスチンを用いる根拠は、シスチン代謝の生化学、シスチン代謝異常及びシスチン欠乏における臨床的観察、ならびに動物試験及び臨床試験の結果に基づいている。天然脂肪族アミノ酸であるL-シスチンはケラチンの成分である。したがって、毛髪に含まれるL-シスチンの割合は高い(15.9%)。
裂毛症では、毛髪中の含硫アミノ酸が欠乏するため、脆弱性が増す。ホモシスチン尿では、毛髪が薄くなり、色素沈着が減少する。HIVによる毛髪病では、シスチン依存性アミノ酸代謝とグルタチオン依存性解毒化機構の異常によって乾燥した脆弱な毛髪、脱毛及び若白髪が生じる。
1960年代には、羊毛の生成におけるL-シスチンの役割が調査され、普通食であるとみられても、含硫アミノ酸を混入するとヒツジの毛の生成が増加することが認められた。したがって、どの栄養補助製品がヒトの毛髪成長の改善のために使用できるのかを検討した際、L-シスチンが候補となった。
1990年代初期には、ビタミンB群とビタミンB群が豊豊な天然源である薬用酵母と組み合わせたL-シスチンを含有する栄養補助製品の作用に関する試験が発表され、トリコグラム(抜いた毛髪の検査)、毛質の基準としての毛髪の膨張及び毛髪繊維の引張強度の改善が示された。

本試験の目的は、TrichoScanを用いて、L-シスチン、薬用酵母、パントテン酸(CYP)複合体ベースのパントガールが休止期脱毛症の健康な女性の毛髪成長に及ぼす影響を調査することであった。
posted by pantogar at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記